※2021年12月23日動きがあったので後半部分を追記しました
現在、国交省はクルマユーザーが払った積立金の一部を政府一般会計に貸しており、その残額は約6100億円です。
その積立金は「自動車事故被害者の方の救済保護事業」の原資にもなっていますが、こちらの積立金が減り続け、事業の継続が不安視されています。
国交省は長年、貸した6100億円の返還を求めていますが、財務省は少額を少しずつ返すのみです。
しかも国交省はなぜか積立金の原資を自賠責保険の値上げ(賦課金創設)で賄うことを検討しています。
・財務省は貸した積立金を早期に返還せよ!
・国交省はきちんと財務省から取り戻すことなく”自賠責の値上げ”でお茶を濁そうとするのをやめよ!
について是非皆様に声をあげて頂ければと存じます。
「具体的にどうする?」
色々な方法は有ると思いますが、スケジュール的に、例えばこんな方法はいかがでしょうか?
1.国交大臣・財務大臣に意見を届ける
2021年末がこの件に関する新たな覚書(今後貸した積立金をどのように処理するかを決める覚書)の期限となっています。
国交大臣と財務大臣が決定権者ですから斉藤大臣(広島3区)、鈴木大臣(岩手2区)事務所宛に意見を届けるのが効果的です。方法は対面は難しいので電話でもメールでもFAXでも、お好きな方法で構わないと思います。
できれば広島3区、岩手2区の選挙区の方だとなお良いです。
斉藤大臣はtwitterもやられているのでそちらでも良いかもしれません
斉藤てつお (衆議院議員 党広島3区総支部長) (@saitotetsuo) | Twitter
2.ご自身の選挙区の国会議員に意見を届ける
12月6日から約2週間臨時国会が始まりますので、地元選出の国会議員に
「自賠責保険の借りパクの件と賦課金創設反対」を国会質疑に取り上げてもらうように意見をするのも効果的です。実際にこれまでも多くの心ある議員の方が取り上げています
来年9月が参議院選挙ですので、改選議員の選挙区の方は効果的でしょう
もし、これらの方法がハードル高いなと思われる方には、
・クルマ減税会にご入会頂き、数の圧力の一部になって頂く
・MagX様等の本件に関する話題に「イイね」「リツイート」で拡散して頂く
等の方法でも充分ご支援になるかと思います。
皆様の事情に合わせて無理のない範囲でご協力頂けますと幸甚です。
※以下、2021年12月23日追記
2021年12月23日、懸案であった、鈴木財務大臣と斉藤国交大臣との間に「大臣間合意」が行われ、覚書が公開されました。
合意のポイントは
・去年よりも増額を行う(47億→54億)
・5年間は54億程度を継続して行う
・賦課金制度を検討する(自賠責保険値上げ)
です。
積立金の取り崩し無しに「被害者救済事業」を安定的に行うには、
財務省からの返済が130億必要という話だったので、54億は全く足りません。
さらにその水準を5年間継続する。そして足りない分は賦課金制度創設(自賠責保険料値上げ)で賄うというものです
鈴木財務大臣は、
例えば「アベノマスク」のような無駄なバラマキには予算を使っても、「被害者保護事業」の原資にもなっている。積立金の繰り戻しに充分な手当はしない。
斉藤鉄夫国交大臣は、
「財務省から返還されないので、体よくクルマユーザーにその負担を押し付けた」
と言われても仕方ないでしょう。
今後は、この合意を受けて
是非、引き続き反対の声を上げていきましょう
来年は7月に参議院選挙もあります
今回のようなことを繰り返させないためにも、クルマユーザーの大きな塊を作りましょう!!
ご入会(登録無料)はホームページから😊