愛知県の令和4年の歳入は約2兆8725億円。うち、自動車税収は1288億円となっています。
例えば自動車税を減税して半額にしよう!!
とした場合、残りの644億円の穴埋めをどうする?ということになります。
地方債を発行したりと、方法は色々あると思いますが
無駄な、優先順位の低い事業をやめて財源をねん出する
という方法はいかがでしょうか?
行政評価を活用しよう
愛知県が行っている事業がどうなっているのか?確認することができます
愛知県の行政評価のページへようこそ
こちらでは行政の行っている事業について事務事業単位(最小単位)で確認することができます。実際どのような事業が行われているのか是非確認してみてください。
こちらの行政評価を使い、644億円の事業の削り方を2つ提案いたします
1.評価の低い事業は廃止
例えば達成率に応じて行政が評価を行っていますから、低い方から順に削っていきましょう
ちょっと大きなDランク評価の事業をいくつか廃止するだけで、644億は捻出されます
2.歳出シーリングを設定し、第3者委員会にて改廃を行う
上記の評価は、事業行ってきた行政側が自己評価を行います。評価はあくまで目標に対する達成度によって行われるので、その事業の妥当性や必要性を評価しているわけではありません。
そこで、すでにある愛知県行政評価委員会を使って第3者の目によってその事業の要否を決めましょう。
審議会等のプロフィール(愛知県行政評価委員会)
ここで重要なのは、単に必要か不要か?で議論すると「全て必要!」となってしまう可能性が有ります。
その事業が必要かどうかは人それぞれですし、どんな馬鹿馬鹿しい事業にも、その事業で利益を享受している人たちは全力でその事業の重要性を訴えます
あらかじめ歳入に合せた予算規模の上限を決めておき、あくまでもその金額内で事業を行う。優先順位をつけて減らしましょう。
この取り組みにより
・新規事業の新設に一定のハードルを設ける
・時代の変化によって本当は役割は終わっているが、惰性で続いているような事業を、抵抗なしに終わらせることができる
といったメリットがあります
ただ、愛知県の行政評価を眺めていて思うのは、「こんなのに税金かけんなよ💦」ってのは結構ありますよ。
例えばウーマノミクス推進事業がR4年度には1479万円予算になっていますが
行ったのは年に1度研究会を行っただけ。
さらに20代女性の首都圏への流出超過数を目標:1400名以下のところ、実績は3049人と、まったく流出に歯止めがかかっていません
利害関係が無いので好き勝手言わせて頂くと、無駄な事業はいくらでもあります
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