今回は
クルマユーザー保護誓約書サイナー
八王子市議会議員 浜野正太議員の下記のポストに勝手に回答してみよう!
というブログです😊
https://x.com/hamano19880909/status/1766257344768549207?s=20
・平均価格の推移
上の図はレギュラーガソリンの全国平均価格の直近5年分の推移です。
・ガソリン補助金開始以降は基準価格(170円/㍑あたり)になるように補助金額が設定されるため、当たり前ですが価格は170円/㍑あたりで推移しています。
・ちなみに凍結されたトリガー条項の発動価格は160円/㍑なので、ずーーーーーーっと発動条件を満たしています(#^ω^)
他の油種やもっと前の価格が知りたい場合は資源エネルギー庁の石油製品価格調査のページをご覧ください。1990年からの価格が分かります
・対 象 油 種
対象の油種は
です。「トリガーはガソリンと軽油だけだが、補助金は他の油種も対象だから補助金が良い」という政治家もいらっしゃいますが
例えば タクシーやトラックのLPガスのように、今回の事業でなくても、
しっかり業界団体の要望に応えているのですから、気にすることはありません。
むしろ、クルマユーザーからすると
「対象の油種が違うことを理由に、ガソリンの重税を放置して良い」
理由にはなりません
・減税による税収減と過去の補助額
燃料油価格激変緩和事業について|資源エネルギー庁 より
https://nenryo-gekihenkanwa.jp/pdf/outline6.pdf
・2022年1月27日から開始された『燃料油価格激変緩和事業』(ガソリン補助金)は確認できるだけで3回は延長され、仕組みもコロコロと変更されています。
現在投入された税金は
6兆3665億円!!
うち、トリガーの対象であるガソリン・軽油部分はおよそ3/4ですから
4兆7748億円!!!
となっています。
仮にトリガー条項が発動された場合の減税額の試算は
国 1兆700億円
地方 5000億円
となっています
トリガー減税を行うと「年間1.5兆円の税収減になるからできない!」と言ってた政治家は
2年経過した現在の税収減が
トリガー試算
1.5兆円 × 2年 =3兆円
4.7兆円
使った補助金とどちらが無駄だったのか?答え合わせをするべきでしょう。
ちなみにガソリン補助金(燃料油価格激変緩和事業)の問題点について会計検査院は、2023年11月に検査結果を公表し
・二重に補助金交付
・調査の効果が不明
・補助金額より価格抑制額の方が少ない
と指摘しています。詳しくは下記記事をご覧ください
kurumagenzeikai.hatenablog.com
さらに、有志の方の調査により
「この2年間、実際の値下げ額と、仮にトリガー条項を発動していた場合の金額はどちらが安いか?」については
全体で 575.1円/㍑
週平均で 5.53円/㍑
トリガーの方が値段が下がった
という結論が出ています。一瞬価格が上がっても、平均的に5.53円/㍑下がった方が良いに決まっていますね。
「25.1円/㍑しか下がらないトリガー条項ではなく、25.1円/以上値下げも出来る補助金の方が良い」と、言っていた政治家も答え合わせを行うべきでしょう。
調査について、詳しくは下記記事をご覧ください
kurumagenzeikai.hatenablog.com
しかしこれだけでは終わりません。
普通はこれだけ問題を指摘されれば補助金でなくて減税に切り替えても良いはずですが
岸田政権は
「震災のあった能登地方のガソリンスタンドの事務処理が大変だから」
という理由でこの補助金を延長しようとしています💦
無駄で効果の低い補助金事業ではなく、減税!!の声を上げていきましょう😊
クルマユーザーの大きな数の塊を作ろう!
ご入会(無料)はホームページから