現在政府はガソリン高騰対策として
燃料油価格激変緩和補助事業(補助金)を行っています。
当会は、補助金ではなく減税!!を主張しており、ガソリン税の一部を停止する「トリガー条項凍結解除」を求めています。
与党の政治家の方からは
「トリガー条項凍結解除は、25.1円/㍑までしか価格が下がらないが、補助金ならそれ以上の補助が入るから、補助金が良い」
というご意見を頂くことがございます。
図は、下記記事より抜粋
2022年1月から始まったガソリン補助金ですが
上の図の補助金価格(黄色)と、仮にトリガー凍結解除した価格(水色)
結局どっちが価格を下げたのでしょうか?
有志の方が調べて頂いたので公表いたします
結論から言うと
全体で 575.1円/㍑
週平均で 5.53円/㍑
トリガーの方が値段が下がった
です。
下記リストは、補助金とトリガー減税比較表になります。
見にくい場合 表のpdfはこちらです
調 査 方 法
・想定価格:資源エネルギー庁が毎週発表する想定価格
・補助後価格:資源エネルギー庁が毎週発表する「実際価格」
・補助金額:想定価格 ー 補助後価格
・トリガー時価格(参考):仮にトリガーが発動した場合の価格。想定価格に27.6円/㍑を引いたもの
・トリガー効果:仮にトリガーが発動した場合の値下げ価格。当分の間税率分25.1円/㍑ + 二重課税解消分2.5円/㍑
・補助ートリガー差額:補助金額 ー トリガー効果 プラスなら補助が、マイナスならトリガーが多く値段を下げた
結果2年間合計で
全体で 575.1円/㍑
それを対象の104週間で割ると
週平均で 5.53円/㍑
トリガーの方が安かった
です。
数字参考:燃料油価格激変緩和補助事業|資源エネルギー庁
また、この・補助金額 の総額は、燃料油価格激変緩和補助事業(補助金)の総額とはかなり差異があり、
要するに補助金の全額が価格に反映されていない
ことも指摘されています
おまけに、補助金がきちんと反映されたかを調査する事業はまったく使われていなかったというお粗末さ💦
結局のところ
この2年間の補助金の評価としては
「補助金よりもトリガー減税の方が価格が抑制された上に、補助された額がそのまま価格に反映されたわけでは無く、税金の無駄を付随させた」
ということになります。補助金よりも減税!!
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